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むかしむかしあるところに・前編

代表です。

久しぶりで更に意味不明です。
いろいろ見るんです。瞬間のイメージとか。脳みそへの突然のダウンロードとか。
以下壮大な妄言。

むかしむかしあるところに、ではなく、
時は中世の終わりに近い頃、ところはおそらくブリテン島、スコットランドのあたり、
東の海に面した、あ、海っていってもね、そのへんの海岸って崖なんだわ。
30~40メートルくらいの高さの白い崖、石灰質なのかな。
その崖に程近いところにとある村がありました。小さな村なのね。人口とかわからんけど。
小さな教会を中心に小さな家が集落をつくってました。
村の産業といえば麦をつくってるぐらいの貧乏な村だったのね。
なんせ村でいちばん大きな建物が教会に隣接して建ってる教会関連の建物、お役所も兼ねてました。
そこに1人の若者がおりました。

その若者、名前はわかんないけど、その国でも大きな街のたぶん権力者の家に生まれたのよね。
次男とか三男だったのかもしれんけど、教会に放り込まれて各地の街や村、都会や田舎を旅をしているように赴任地を回っておりました。修行だったのかねぇ?

そんな若者がその小さな村に赴任する前、いくつか前、とある街、上記の村なんかに比べりゃ大きな街に赴任していたとき、ひとりの少女に出会います。
少女っても子供ね。まだ10歳にもならないイメージ。
お父さんと二人っきりだったのかなぁ。お父さんは教会や役所の仕事を手伝ってくれていて、それで生計をたててたんだろう。
多分、その街の生まれじゃなかったんだよね。他に家族もいなかったからなのか、いっつもお父さんにくっついてた感じ。お仕事もお手伝いしてて、そりゃあみんなの人気者。みんなにかわいがられてました。
いつの頃からかその少女(以下、チビと呼ぶ)は若者によく懐いてたのよね。
おしゃまでいたずらっこでとにかくしゃべる。若者はいつも「はいはいわかったわかった。」って感じにいつもチビとの会話に苦笑いしながら時折、楽しい時間を過ごしていました。
そんなときに、ひとつの悲劇。チビのお父さんは突然亡くなってしまいました。
なんで亡くなってしまったのか、原因、死因、わかりませんが、チビには大変なショックなことだったんでしょう。
そりゃそうだよね。子供がたった一人の肉親を失っちゃったんだもん。
チビは言葉が出せなくなっちゃいました。もちろん笑顔も。。

*この私、代表も父親が死んだときはしばらく言葉が話せなくなっていたと婆様が泣きながら語ってた事があったわ。もちろんそん時のことなんて記憶にないけどさ。

ほかに身内もいないし、お父さん教会の施設で働いてたし、二人もそこに住んでたし、、
って事だろうけど、チビは教会の施設で暮らすことになります。施設ってか宿舎みたいの?よくわからん。
しばらくたってもチビの言葉は戻ってきません。笑顔もないままです。
まわりのみんなもチビの笑顔を取り戻そうと結構がんばってた。たぶん頑張ってた。
まわりの厚意をわかっていて、無理して笑おう笑おうと努力しているチビの表情が涙を誘います。
そんなのも辛かったのか、チビは以前にも増して若者に懐いていきました。
若者は特別何も言わないし干渉もしない。チビが望むときにただ傍にいてチビを受け入れて、無理に話させようとか笑わせようとしなかったのよね。
多分だけど、若者のチビをかわいそうに扱わない姿勢がチビにとって楽だったのかなぁ?
まぁ、みんなにかわいそうかわいそうって扱われてたらたまったもんじゃないもんね。
チビは四六時中、若者のそばにいようとします。つか離れません。
若者もそんなチビを受け入れ、いつしか親子のように過ごしていました。

そういう時間をチビと過ごしていた若者にチビとの別れの時がやってきます。いつごろかはわかんね。
次の街へいくときが来たのよね。チビはまだ言葉を出せません。
若者が次の任地へ旅立つと決まり、チビは日ごとに暗くなっていきました。
部屋へ戻るときでも、残りの時間を惜しんでいるのか、大きな眼を上目遣いのようにして表情をこわばらせて何かを伝えようとしています。もちろん言葉はでませんが気持ちは充分に伝わります。
若者もそのチビの顔が辛かったんですね。若者はある決断をします。
チビを連れて行く。そのときの若者にとっては当然のことと感じていたでしょう。
それをチビに伝えた時、チビはお父さんが亡くなったときにも見せていなかった涙を流します。もう号泣。
大きなショック、まわりへの気配りなどなど、小さいながらに頑張ってたんだろうね。そのときやっと泣けたんじゃないかなぁ。
そうして若者はチビを連れて次の街へ旅立ちます。
次の街でもいろんなこともあっただろうし、その次の街でも。そのへんはわからん。
チビと若者は街から街へ、ってほどではなかったけど旅をするように次の赴任地へと向かい、それぞれの街でそれぞれの人達と暮らしていました。
まぁ、旅の途中はひたすら寒かった感じなんだけど。二人寄り添って寝てたかなぁ。
若者にとってチビは本当に家族な感じやね。
そして、その次くらいに冒頭の村が若者の赴任地となり、チビとともに村へやってきました。

その小さな村で若者はある人と出会い、大きな出来事のなかの小さな悲劇にも出会います。

後編へ続くのです。
後編で終わるかぁ?まぁ、そんときゃ編集すっけど。

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Author:kenashikai
皆様の毛無し会、代表です。
現在、構成員4人で活動ちう。

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